2011年05月29日
韓国旅行記(2/2)
さてさて
前回に引き続き韓国の食べ歩き記で御座います。
前回は一日目の朝と昼のご紹介でしたが、今回は一日目の夜と2日目の記録です。
【プロカンジャンケジャン】
こちらも是非行きたいと思っていたお店で、最近は赤坂見附にも日本支店が出来ている位人気のよう。
焼肉以外の韓国料理という意味で、韓定食と並んで是非是非食べてみたかったわけです。

メニューにも日本語が散見され、人気ぶりが覗えます。
うん、美味しかったですよ。日本人に人気が出るのも納得。
特に店名にもなっているカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)はやっぱり旨い。

このケアル(カニ味噌)ピビンバも是非頼んで欲しいです。臭みゼロです。

ただ、このアンコウの蒸し煮(アグィチム)はまずいです。辛いだけ。まあまず日本人の舌には合わないでしょうね。

日本にも開店したようですが.....さすがに魚介類に舌が肥えてる日本でやるのは少し厳しいんじゃないかな?とは正直に思います。ワタリガニは旨いですがまあ単純な味ですし(例えるなら甘エビの甘さのような)、それ以外のメニューは美味しくないし何より高い。
ワタリガニはどうすんだろ。空輸?現地?どちらにしても味は落ちそうです。
しかし、ワタリガニという珍しい素材を堪能できたことは非常に良い経験でした。
これにて一日目の食事は終了です。この後、私達が泊ったホテルに隣接したカジノへ行きましたが、下品なチャイニーズに閉口してすぐ出てホテルに帰りまして一日目は終了です。
【春川本店(チュンチョンボンジョム)】
※あらあら、閉店したんですね.....まあタッカルビは他の店でも食べられるので是非。
二日目の朝はホテルのバイキング。可もなく不可もなく。
その後観光へ。昼はこれまたお目当てのタッカルビのお店。
タッカルビとは、鶏肉と野菜をコチュジャンベースのタレで焼いて食べる料理のよう。
まあ味は置いておいて.....(特にコメントしようがないくらい上の記載通りの味。笑)
私はエゴマが好きなので美味しかったですが、周りの友人に聞いてみると結構エゴマの香りがきつかったと言う友人が多くて.....注意が必要かも。
焼く前

そろそろ食べごろ

ご飯を入れてしこたま食った後(汚くてスイマセン)

美味しかったですが辛いものがさほど得意でない典型的日本人には少し辛かったかな。
普通にご飯を食べて辛みを中和したかったのですが、なぜか持ってきてはくれず....
催促すると、ごはんを鍋の中に入れてチャーハンを作ってくれました.....このチャーハン、激旨です。なるほどそう言う食べ方をするものなのか。
何よりびっくりしたのが、仲良し男子学生数人とか中年一人で酒あおる、みたいな客だけじゃなくて可愛らしい女学生2人、とかケバい水商売風の女連れの中年、とか客の種類がバラエティに富んでいること。
決して綺麗な店じゃないし匂いも服に着くだろうに.....韓国人にとって、外食は日本人よりも日常的なものなのかもしれません。
さて、この後二日目の夜は友人の結婚式に出席して韓国旅行は終了となりました。
結婚式も、新郎新婦と出席者の距離が非常に近くて良い感じ。
あれ、なんだかジーパン履いたヤツがいるぞ......あれ、あいつはメシ食ったらさっさと帰っていきゃあがったぞ......
なんか自由です。
【全体雑感】
韓国は、韓国独自の文化で形成された食堂が日本より多く、多種多様な人々が集まっているのが非常に印象的でした。一日目のトゥムタムブしかり、2日目のタッカルビしかり。
ごはんとみそ汁と煮魚の定食を食べようと思うと苦労する日本より、普段の食事が大事にされていて羨ましいなと感じます。
美味しいものが集結しているとされる日本ですが、食文化って何なのかなー、みたいなことを少し考えましたね。結局東京では余った金の使いどころを知らず美味しいものを集めるしか能がないだけなのでは?と。
美味しいもんが食べられること自体は別に良いのですが、普段の食事がどうかというと.....漬物は化学調味料まみれになり、地の野菜なんて殆ど食べられない。(まあそのへんは韓国も同じ事情のようですが。)ファミレスやチェーン店が幅を効かせて飲み屋と言えばどこも同じようなメニュー。
着飾ってご大層に食べる店は増えても、当たり前のものを当たり前の値段で(500円以下とかの不当に安い値段じゃなく)ちゃんと食べる店って多くない.....。
高い店を有り難がって卑しくも並んでまで食べて、普段の食生活はコンビニかレトルトか安居酒屋かファミレスか......という現状は、言い換えると非常に貧しい食環境だと言い換えることもできるのでは、などど感じます。
【その他韓国雑感】
以下、思いつくままに。
・男性のスーツ姿が面白い!!イカリ肩のジャケットに中のシャツが色とりどり...黒とか茶とか紫とか。
・女性がすごく綺麗という先入観があったためか、ギャップがすごく.....ごにょごにょ。
・南大門はつまらない!!行く価値なし!汚い街並みにまずい屋台にバッタもんばかりの店!
・三清洞(サムチョンドン)周辺の町並みはすごくおしゃれで街歩きが楽しい。近くに1/2韓国旅行記で紹介した龍水山もあります。
最後に、韓国でお土産として購入したものの一部をご紹介。
・青磁の茶飲み.......模様が綺麗な以上に、持った時に指が暴れない、量が多目、茶こしがついてるなど非常に実用的。緑茶を飲むのに愛用しています。

・眼鏡拭き.....景福宮(キョンボックン)の敷地内の国立民族博物館の売店で購入。この売店ではモダナイズされた伝統品がお土産として安価で売っておりましたのでお勧めです。確かこれも300円くらい。

前回に引き続き韓国の食べ歩き記で御座います。
前回は一日目の朝と昼のご紹介でしたが、今回は一日目の夜と2日目の記録です。
【プロカンジャンケジャン】
こちらも是非行きたいと思っていたお店で、最近は赤坂見附にも日本支店が出来ている位人気のよう。
焼肉以外の韓国料理という意味で、韓定食と並んで是非是非食べてみたかったわけです。
メニューにも日本語が散見され、人気ぶりが覗えます。
うん、美味しかったですよ。日本人に人気が出るのも納得。
特に店名にもなっているカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)はやっぱり旨い。
このケアル(カニ味噌)ピビンバも是非頼んで欲しいです。臭みゼロです。
ただ、このアンコウの蒸し煮(アグィチム)はまずいです。辛いだけ。まあまず日本人の舌には合わないでしょうね。
日本にも開店したようですが.....さすがに魚介類に舌が肥えてる日本でやるのは少し厳しいんじゃないかな?とは正直に思います。ワタリガニは旨いですがまあ単純な味ですし(例えるなら甘エビの甘さのような)、それ以外のメニューは美味しくないし何より高い。
ワタリガニはどうすんだろ。空輸?現地?どちらにしても味は落ちそうです。
しかし、ワタリガニという珍しい素材を堪能できたことは非常に良い経験でした。
これにて一日目の食事は終了です。この後、私達が泊ったホテルに隣接したカジノへ行きましたが、下品なチャイニーズに閉口してすぐ出てホテルに帰りまして一日目は終了です。
【春川本店(チュンチョンボンジョム)】
※あらあら、閉店したんですね.....まあタッカルビは他の店でも食べられるので是非。
二日目の朝はホテルのバイキング。可もなく不可もなく。
その後観光へ。昼はこれまたお目当てのタッカルビのお店。
タッカルビとは、鶏肉と野菜をコチュジャンベースのタレで焼いて食べる料理のよう。
まあ味は置いておいて.....(特にコメントしようがないくらい上の記載通りの味。笑)
私はエゴマが好きなので美味しかったですが、周りの友人に聞いてみると結構エゴマの香りがきつかったと言う友人が多くて.....注意が必要かも。
焼く前
そろそろ食べごろ
ご飯を入れてしこたま食った後(汚くてスイマセン)
美味しかったですが辛いものがさほど得意でない典型的日本人には少し辛かったかな。
普通にご飯を食べて辛みを中和したかったのですが、なぜか持ってきてはくれず....
催促すると、ごはんを鍋の中に入れてチャーハンを作ってくれました.....このチャーハン、激旨です。なるほどそう言う食べ方をするものなのか。
何よりびっくりしたのが、仲良し男子学生数人とか中年一人で酒あおる、みたいな客だけじゃなくて可愛らしい女学生2人、とかケバい水商売風の女連れの中年、とか客の種類がバラエティに富んでいること。
決して綺麗な店じゃないし匂いも服に着くだろうに.....韓国人にとって、外食は日本人よりも日常的なものなのかもしれません。
さて、この後二日目の夜は友人の結婚式に出席して韓国旅行は終了となりました。
結婚式も、新郎新婦と出席者の距離が非常に近くて良い感じ。
あれ、なんだかジーパン履いたヤツがいるぞ......あれ、あいつはメシ食ったらさっさと帰っていきゃあがったぞ......
なんか自由です。
【全体雑感】
韓国は、韓国独自の文化で形成された食堂が日本より多く、多種多様な人々が集まっているのが非常に印象的でした。一日目のトゥムタムブしかり、2日目のタッカルビしかり。
ごはんとみそ汁と煮魚の定食を食べようと思うと苦労する日本より、普段の食事が大事にされていて羨ましいなと感じます。
美味しいものが集結しているとされる日本ですが、食文化って何なのかなー、みたいなことを少し考えましたね。結局東京では余った金の使いどころを知らず美味しいものを集めるしか能がないだけなのでは?と。
美味しいもんが食べられること自体は別に良いのですが、普段の食事がどうかというと.....漬物は化学調味料まみれになり、地の野菜なんて殆ど食べられない。(まあそのへんは韓国も同じ事情のようですが。)ファミレスやチェーン店が幅を効かせて飲み屋と言えばどこも同じようなメニュー。
着飾ってご大層に食べる店は増えても、当たり前のものを当たり前の値段で(500円以下とかの不当に安い値段じゃなく)ちゃんと食べる店って多くない.....。
高い店を有り難がって卑しくも並んでまで食べて、普段の食生活はコンビニかレトルトか安居酒屋かファミレスか......という現状は、言い換えると非常に貧しい食環境だと言い換えることもできるのでは、などど感じます。
【その他韓国雑感】
以下、思いつくままに。
・男性のスーツ姿が面白い!!イカリ肩のジャケットに中のシャツが色とりどり...黒とか茶とか紫とか。
・女性がすごく綺麗という先入観があったためか、ギャップがすごく.....ごにょごにょ。
・南大門はつまらない!!行く価値なし!汚い街並みにまずい屋台にバッタもんばかりの店!
・三清洞(サムチョンドン)周辺の町並みはすごくおしゃれで街歩きが楽しい。近くに1/2韓国旅行記で紹介した龍水山もあります。
最後に、韓国でお土産として購入したものの一部をご紹介。
・青磁の茶飲み.......模様が綺麗な以上に、持った時に指が暴れない、量が多目、茶こしがついてるなど非常に実用的。緑茶を飲むのに愛用しています。
・眼鏡拭き.....景福宮(キョンボックン)の敷地内の国立民族博物館の売店で購入。この売店ではモダナイズされた伝統品がお土産として安価で売っておりましたのでお勧めです。確かこれも300円くらい。
Posted by あむぷん at 12:22│Comments(5)
│食べ歩き
この記事へのコメント
知り合いの韓国人は、韓国料理ではホルモンの入ったチゲがおすすめと言ってましたが、ちゃんとした料理よりも、屋体系の方がおいしいと感じるかもしれませね。
Posted by 空想 at 2011年05月29日 12:35
空想さん
はじめまして。コメント有難う御座います。
ホルモンチゲ!!ノーチェックでした。ホルモンは在日から発展した日本独自の文化だと思い込んでいたので......
空想さんのブログ拝見しました。考察が多い内容で非常に興味深いです。またじっくり読ませて頂いてコメント等残すかもしれませんので宜しくお願いします。
はじめまして。コメント有難う御座います。
ホルモンチゲ!!ノーチェックでした。ホルモンは在日から発展した日本独自の文化だと思い込んでいたので......
空想さんのブログ拝見しました。考察が多い内容で非常に興味深いです。またじっくり読ませて頂いてコメント等残すかもしれませんので宜しくお願いします。
Posted by あむぷん
at 2011年05月29日 12:48

Hey!
韓国料理は美味しそうですね。
ケアルビビンバ、特にうまそう!!!
韓国料理は美味しそうですね。
ケアルビビンバ、特にうまそう!!!
Posted by J (PM)
at 2011年05月30日 00:22

J
紛らわしいこと書くな。笑
お前もこの料理食ってたし、感想も全く違うことを述べてたじゃねーか。
紛らわしいこと書くな。笑
お前もこの料理食ってたし、感想も全く違うことを述べてたじゃねーか。
Posted by あむぷん
at 2011年05月30日 00:59

いやいや。
この世に韓国料理があれば、もう何もいらない。
というくらい、だよ俺!?
なぜならその世界に俺は住んでいないから。
箸休めにでてきた、茎ワカメとゴマ油みたいなのが一番うまかったなぁ。
この世に韓国料理があれば、もう何もいらない。
というくらい、だよ俺!?
なぜならその世界に俺は住んでいないから。
箸休めにでてきた、茎ワカメとゴマ油みたいなのが一番うまかったなぁ。
Posted by J(PM) at 2011年05月30日 10:50
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